ザ・ビートルズ：５０代以上の方のための洋楽青春音楽グラフィティ：SSブログ

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ザ・ビートルズと「ビートルズ世代」についての再考　 [ザ・ビートルズ]

私が洋楽を聴き始めたのは、まぎれもなくザ・ビートルズからでした。

仲が良かった友達んちに遊びに行くと、ビートルズのいろいろなアルバムを必ず聴かせてもらっていました。

それで、ステレオが欲しくなって母親にそのことを言うと、父から一蹴された記憶があります。

「ビートルズなんか聴いているヒマがあったら、勉強でもしろ！」という紋切り型の台詞で父に罵倒されたものです。（涙）

そんな父に敵意を持ち始めて、余計に勉強しなくなったのは言うまでもありません。（苦笑）

それはともかく、私が中学生になってビートルズを聴き始めた頃には、既にビートルズは解散していたんです。

だから、世間一般的には生粋のビートルズ世代でもないのです。

引越し屋の友人のところでアルバイトしたお金でやっとオンボロなステレオを買って、一番最初に買ったLPレコードが誰もが知るところの「アビーロード」。

⇒Abbey Road (Dig)

このアルバムに限らず、ビートルズのアルバムを語ることは、私のなかではおそれ多くて差し控えさせていただきたい。＾＾；

当時仲が良かった友達とも、どのアルバムの何と言う曲が好きか・嫌いかで物議を醸した。

ビートルズに関しては、結局私が買ったのは、この「アビーロード」とこちらの２枚。

⇒Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band

俗に言うホワイトアルバム。

⇒White Album (Dig)

でも、当時発売されていたビートルズのアルバムは、いろいろな友達からアルバムを借りてはこれまたオンボロなラジカセで録音して聴いたものでした。

中学生のひと月の小遣いでは、その当時のLPレコードはあまりに高価すぎたような気が今でもします。

当時の私が大好きだった曲がこちらの「抱きしめたい」。＾＾；

アビーロードに入っている曲じゃ~なかったけど、好きだったな～！！

風呂の中で、意味も分からず、よく歌っていました。＾＾；

つい最近でも、どこかの衣料専門店に入ったら、ビートルズナンバーばかりがBGMに使われていて、実に居心地が良かった。

なんだか、時空を超えて若かりし頃が蘇るのです。

で、「ビートルズ世代」でもない私が、一番最初に影響を受けたバンドがビートルズだったことを改めて考えてみると、私も紛れもなくビートルズ世代だったような気がするんです。

ロックにせよ、JAZZにせよ、ミュージシャンと同時進行で聴くことなんて、とてもじゃないができないし、過去に遡及していろいろなアルバムを聴くことになる。

私は、この年になるまで「俺はビートルズ世代じゃ～ないし・・・・」なんて、すこし卑屈になっていたら、胸が熱くなる文言を最近発見したんです。