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ピアノトリオ開眼のファーストアルバムはチック・コリアの「ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス」 [チック・コリア]

JAZZを聴き始めた当初のころは、ロックではあまり聴かれないトランペットだとか、サックスがメインのアルバムを主体に聴くことが多かったような気がします。






たとえば、ロリンズだったりコルトレーンだったり、マイルスだったり・・・・。





ロックからJAZZを聴いた方は、私と同じようなパターンの方が多いのではないでしょうか?


学生時代は、先輩たちからも「JAZZピアノがいいぞ~!」なんて言われても、どれを聴いても退屈でつまらないものにしか聞こえなかったのがピアノトリオでした。^^;


ビル・エバンスですら、大学生のころは、正直好きではなくて、つまらなく聞こえたものです。




基本おとなしくて退屈…というイメージかな???


ところが、チックコリアの名盤といわれる「ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス」を聴いて鳥肌が立ったことを今でも覚えています。


その曲はこちらの「Steps/What Was」という曲でした。



チック・コリアが鬼神のような凄すぎるピアノを弾くにもかかわらず、ドラムのロイ・ヘインズとベースのミロスラフ・ビトウスも何も臆することなくレスポンスしているのには参った!


「ピアノトリオって、こんなにスピード感があって…かっこいいものなのか!!」と、呆れたと同時に大好きになった。


さらにこの曲も素晴らしく良い!





「マイ・ワン&オンリー・ラブ」というスタンダードナンバーは、このアルバムで知ることになりました。


更に、絶品の曲がこちらの「Windows(ウインドウズ)」





まだ世の中に、パソコンもマイクロソフトのWindowsが全く普及していない頃の曲名です。^^;


で,このアルバムがきっかけとなり、いろいろなピアノ取りを聴くこととなるのです。



ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス


なので、私にとってはJAZZのピアノトリオ開眼のアルバムであるとともに、ピアノという楽器が大好きになったアルバムでもあったのです。


だからという理由も関係しているかもしれませんが、あれから30年ぐらい経った今でも、チック・コリアが大好きです。


偉大なジャズピアニストは数多くいますが、私にとっては「マイ・ワン&オンリー・ラブ」なピアニストなんです。


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チック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエバー」でレパートリーが拡大した! [チック・コリア]

私が、大学に入学して最初に借りた部屋は、6畳一間の共同トイレ、共同の流し場で、風呂はなく、キッチンもなく、隣の部屋との壁がベニヤ板2枚というお粗末極まりない部屋でした。^^;


ベニヤ板2枚だから、両隣の部屋にいる住人が何をしているのかが凡そ察しができるというお粗末極まりない、「寛げる時間を過ごす」と言うにはあまりにもかけ離れた居住空間でした。(爆)


40年ほど前にしても、家賃がひと月10000円ポッキリ!!だったから、仕方ないんだけどさっ~。


その部屋は実は海に面している元「海の家」を改造したモノで、夜になると、フナムシが出てきて驚いたが、天気の良い日は窓越しに見える海を見ながら良く聴いたのがジャケットにもその雰囲気が表れているこちらのチック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエバー」でした。

Return to Forever


このアルバムは、JAZZやフュージョンを聴く方であれば、どなたもLPレコードやCDぐらいは持っているアルバムの一つではないでしょうか?


フュージョンの魁として、歴史に残る名盤として紹介されることも多いアルバムなのですが、私にとってはJAZZの歴史だとか、名盤などというのが当時からあまり好きな語彙ではなくて、どうでもいいから、自分が好きか嫌いかのことだけだろう?とも思っていました。^^;


だが、当時はあまりに知識や経験もなく、「歴史的名盤」などと言う言葉の受け売りに甘んじていたような気が気が致します。


当時も、今でも、少なくとも私は「歴史的名盤」なんて言葉はどうでも良かった!!


そんなことを抜きにしてもこのアルバムは当時も今も好きなアルバムの一つであると言う事実。



このアルバムで当時知ることとなった、
・パーカッションのアイアート・モレイラ
・ボーカルのプローラ・プリム
・ベーシストのスタンリー・クラーク
・サックスのジョー・ファレル
・・・などが実に気になって、気になって、片っ端から聴いた記憶があります。


このアルバムを聴いた時は、チック・コリアのJAZZピアニストとしての経歴も全く知りませんでした。^^;


でも、この1枚でチック・コリアというピアニストが大好きになったのです。(笑)


何も知らない洟垂れ小僧の私でしたが、「やるな~!!」と思ったものです。(冷や汗)&(生意気)


マイルス・ディビスが4ビートのJAZZからフュージョンに移行する先駆的なアルバムであるこちらの「ビッチズ・ブリュー」のキーボードを担当していたことも当時は知りませんでした。


BITCHES BREW



このマイルスの「ビッチズ・ブリュー」というアルバムが大嫌いな私は、そのことについては、改めてしっかりと、キッチリと後述しますが、今回は割愛させていただき、話をチック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエバー」に戻します。


1曲目の「リターン・トゥ・フォーエバー」では、スタンリー・クラークのベースにも惚れました。



大好きな2曲目の「クリスタル・サイレンス」はほんと、良く聴きました。
のちに、ゲイリーバートンの共演でのこちらのアルバムも良く聴きました。

クリスタル・サイレンス


このアルバムによって、いろいろなJAZZメンを知り、それぞれのアルバムを聴くトリガーとなったアルバムです。


このアルバムのジャケットは、ボロな海の家を改造した間借りの部屋に住んでいた時代の私にとって象徴的な存在でしたし、今でもこのアルバムを聴くたびに当時のことが思い出されます。


毎晩のように壁にフナムシが出てきて、寝つきも、寝起きも悪かった!!(苦笑)


今思っても、学生時代にフナムシが出てくる部屋に住んだ経験のある方はそうザラにはいないはず。


その当時はマジで笑えませんでしたが、今となっては、「笑いながら語るに足りうるレアな経験」でした。


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