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イエスの「危機」が聴けなくなった今の私 [イエス]

1970年代のプログレを代表するアルバムとして高校生の時に良く聴いたイエスのアルバムがこちらの「危機」



危機


このアルバムを最初に聴いた時の衝撃度は鮮烈そのものだった記憶があります。


演奏の凄さと言うか、メンバーの各々の実力が当時高校生の私でもすぐに分るほどのテクニシャン揃いなので、「このメンバーにしてこの音楽ありき!」と言うことをつくづく感じさせるアルバムでもありました。






この「危機」はイエスの5枚目のアルバムになるのですが、このアルバムを機にその前後のアルバムを聴いたのは言うまでもありません。


実を言うと、当時のイエスのギタリストのスティーブ・ハウがロック三大ギタリストと言われる連中よりも、ギターが上手なのではないか?と真剣に思っていました。^^;


クリス・スクワイヤーの強靭なベースやリック・ウェックマンのキーボードの素晴らしさも特筆すべきものがありますし、ジョン・アンダーソンの澄んだボーカルは筆舌に尽くし難い素晴らしさを当時感じたものでした。


このアルバムがきっかけで、名盤=テクニシャン揃いのアルバムみたいな構図が私のイメージの中に出来てしましたのも事実です。^^;


演奏が下手なグループやミュージシャンよりも上手い方が良いに決まっています!


しかし、音楽はテクニックがすべてではないし、コンセプトが最優先でもない。


このアルバムを大好きな方には申し訳ないが、昔大好きだった私は改めて聴くと、少なくともこの「Close To The Edge 」を最後まで聞く気が全くしない。^^;


心が汚れたのかもしれないが、理由は分らない。(苦笑)


今は、プログレとかけ離れたポップ調のこちらの曲の方がストレートに心に響く。





今でもこの「Close To The Edge 」が好きな方には申し訳ないが、プログレッシブと言う意味は最終的にはポップになるような気がする。


それが「進化」というものです。


1970年代のピンポイントのアルバムとしては懐かしいアルバムには違いないし、当時流行ったプログレでは有名だが、全く心に響かない。


赤の他人のコンセプトなど基本的には興味も湧かないし、分るはずもなく、「複雑」は美徳ではなく、シンプルな方が良い。


この手のプログレが好きな方はマイルス・ディビスのこちらの2つのアルバム二つを聴いてみていただきたい。



アガルタ



パンゲア


反論もOK!ですが、この2枚のアルバムを聴いてからにしていただきたい。



プログレが好きな方(好きだった方)、ハードロックが好きな方(好きだった方)も、きっと「より深遠な何か」が得られる・・・と私の経験上思います。


私はこの2枚のアルバムを聴いてから、ハードロックもプログレもほとんど聴かなくなったんです。


でも、青春時代の懐かしいアルバムであることには違いない。



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