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ピンク・フロイドの「狂気」で音楽の聴き方が変わった!! [ピンク・フロイド]

プログレを聴いたことがある方であれば、ピンク・フロイドと言えば、誰もが知るところのこのアルバムを思い浮かべる方は少なくないはずです。



狂気


「Dark Side of the Moon」にして邦題が「狂気」


この時期のアルバムの邦題は実にぶっ飛んでいて、「Dark Side of the Moon」を「狂気」と訳した意図と根拠が全く不明でした。^^;


思えば、同時期に良く聴いたジェフ・ベックのこちらの「ブロウ・バイ・ブロウ」の邦題が「ギター殺人者の凱旋」でした。

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ギター殺人者とは???と、思春期の私は悩んだものでした。(笑)


大変失礼だが、ジェフ・ベックが過去にギターで人をあやめたのか?などとも思いました。^^;


失礼ですが、ギターの音がどんなに素晴らしくても、悩殺するような音でも、リスナーは死んだりはしません。


ところで、このピンクフロイドの「狂気」なのですが、全然、全く、ちっとも・・・狂った感じすらしませんでした。


むしろ、ストーリー性と情景をイメージする物語のような構成に驚かれた方が多いのでは??


これを、狂気と言うか?とさえ思いました。


このアルバムを聴いた時は、なんとなく、「それまでにはない捜し求めていた宝物」に出会った気分でした。


今現在聴きなおしても、実に鮮烈です。





高校生の時に聴きすぎて、それ以降あまり聞いていなかったので、改めて聴きなおすと、高校生のときのことが蘇ります。


良い想い出も・・・・悪い想い出も


実は社会人になって好きで尊敬していた一つ年上の先輩が大好きだったのが、このピンク・フロイドのこのアルバムでした。


彼は独立して経営者となり、一時期はわが世の春のように羽振りが良かったのですが、業績が悪化し、離婚して、うつ病となり、昨年心筋梗塞で他界しました。


好きだった先輩が愛したアルバムをこの記事を書きながら聴いていると、改めて感慨深いものがあります。


彼は享年58歳。


何事にもストーリー性が重要であることを改めて気づくとともにそれを教えてくださった先輩を思い出さずにはいられません。


ピンク・フロイドが大好きだった先輩に改めて冥福をお祈り申し上げたい。



彼のためにも、このアルバムは後世に語り告げたいと思います。


また、先輩と一緒に飲みたい気分です。(涙)



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